2008年7月14日月曜日

大会5日目



大会もあと2日。女子3000mはケニア、エチオピア勢とのバネというかスプリントというかモノの違いを見せつけられたが小原、沼田両選手とも健闘した。この大会、女子の長距離は3000と5000と2種目あるのだが、どうもおさまりが悪い。2倍も距離の差がない種目なのだ。しかも3000m障害もある。女子の競歩が10000mであることを考えると、思い切って3000mはなしで5000と10000でいいような気もする。ただ、そうすると今回5000でも12人しか出場者がいなかったので、10000だともっと減るかもしれない。
また日本に期待種目の4継の決勝も行われた。決勝進出8チームのうち、アジアが日本、タイ、台湾と3つも入ったのが目を引き、それ以外は(イギリスを含めて)黒人選手から成る国ばかりだった。日本はイギリスとの同タイム着差を制して4位に入った。残りのアジア2ヶ国が7位、8位だった中、大健闘といえるだろう。応援のスタンドも大いに盛り上がった。リレーのノウハウ、バトン技術などは日本が誇るべき技術なのだと思う。五輪の前哨戦として見てもまずまずだったと言えるだろう。
マイルリレーの予選で9位に終わり決勝進出を逃したのが痛い。女子5000mのラストでも同じだったが、欧米選手はばてかかっている先行日本選手にねらいをつけると必ずと言っていいほど最後に刺してくる。マイルでは地元のポーランドに決勝進出をプレゼントすることとなってしまった。まあ、最終種目に開催国が出ないのでは盛り上がらないからと自分を慰めてみる。

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