2008年10月30日木曜日

六甲トレイルラン






先週の生殖医学会(神戸)の「おたのしみ」の一つが、2日目早朝に計画した六甲のトレイルラン。
六甲山には有名な六甲全山縦走路というのがあって、西の須磨浦公園から東の宝塚までの53kmを一気に走る「全縦」は
店長ORAOのブログなどで紹介されて、遠く埼玉からあこがれているのである。
昨年の大阪世界陸上で大阪滞在中に、東の端の宝塚から大平山往復だけはすでに走行済みだったので、今回は新神戸に宿をとって、鵯越〜菊水山〜鍋蓋山〜再度山〜市ガ原〜新神戸、という約11kmのルートを選んだ。参考にしたのは山と渓谷社の「ヤマケイ関西BOOKS 六甲山」P.92と、この山行記録
5時過ぎの始発電車で新神戸から湊川公園乗り換えで鵯越駅に向かった。6時のスタート時点ではまだまだ暗い。ヘッドライトを点灯してスタートした。しばらくは大好きな「走れるトレイル」が続くが、菊水山への最後ののぼりは噂通り相当な急登。やっとのぼりきって振り返ると、神戸からポートアイランドまでの街並みが雲の向こうに見えた。ヘッドライトはここではずし、暑いためベストもアームウォーマーも脱ぐ。
学会の朝のセッションに間に合うためには先を急がねばならない。六甲全山縦走路の標示が常に明確なので、ほとんどルート選択に悩むことはなく、ひたすらすすむ。天王吊り橋を駆け抜け、再び鍋蓋山へののぼり。ここは軽く通過して、大竜寺方面の標示を探しながら東へ。アップダウンが適度に織り交ぜられる尾根道で多くの部分が走れ、快適だった。
大竜寺をすぎると舗装道路を市が原へ下りていく。沢を渡っていよいよ全山縦走路と分かれて新神戸へ下る途中で、木々の間からぽっと新神戸とホテルが見えた。新神戸駅というのは町中ではなくて本当に山際にあって、布引の滝方面へのハイキングコースの出発点になっている。8時に帰着したので、計2時間のトレイルだった。案外暑くて、汗だく。2本の計1000MLのミネラルウォーターを全部飲んでしまった。あとは朝食抜きで出発したので、キットカットを5つくらいを補給した。
大阪神戸方面出張の際には全山縦走の残りをつないで、いつかは一気に「全縦」を、というのが今の目標。ま、10年以内ぐらいにできればいいかな。

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